子どもや孫が入学する時は、お祝いのプレゼントを贈る場合が多いです。しかし、いつ贈るのか、気をつけることはあるのかなど、マナーがわからない人もいるでしょう。そこでこの記事では、入学祝いを贈る時期や費用相場、マナーなどを解説します。

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入学祝いでプレゼントを贈る時期

入学祝いのプレゼントは、3月上旬から4月の入学式までに贈るのが一般的です。ただし、入学式が近いと準備などで忙しい可能性もあるので、なるべく3月中に贈るのが望ましいです。3月中に贈れない時は、2月などの早い時期に贈るのでも問題ありません。

入学祝いのプレゼントの費用相場

入学祝いのプレゼントの費用相場を、以下の2つより解説します。

 

• 相手との関係性別の相場
• 相手の年齢別の相場

相手との関係性別の相場

相手との関係性別のプレゼント相場は、以下の通りです。

 

 

基本的には、血縁が近いほどプレゼントの金額も高くなります。ただし、自分の子どもや孫へ贈る場合は、10万円などの高額になることもあるので、相場はあくまでも目安と考えましょう。

相手の年齢別の相場

相手の年齢別のプレゼント相場は、以下の通りです。

 

 

一般的には、相手の年齢が高いほどプレゼントの相場も高くなります。また、小学校入学時はランドセルを購入する場合が多く、上記の相場より高くなることもあります。

入学祝いでプレゼントを贈る時のマナー

入学祝いでプレゼントを贈る時のマナーは、以下の3つです。

 

• のし紙をつける
• 合格発表の後に贈る
• 郵送で送る時は手紙を添える

 

それぞれについて解説します。

のし紙をつける

入学祝いのプレゼントには、のし紙をつけるのがマナーです。種類は、紅白カラーの水引を蝶結びにした、お祝い用のものにしましょう。他にもお祝いの水引はありますが、蝶結びのタイプは何度も結び直せることから「何度繰り返しても良い」という意味になり、入学祝いに最もふさわしいです。のし紙には「祝ご入学」など、入学祝いとわかるようにすると相手にも伝わりやすいです。

合格発表の後に贈る

相手が受験生の場合は、3月頃に入試の合否が出るので、合格発表後に贈るのがマナーです。合否がわからない状態で贈ると、受験の妨げやプレッシャーになるので、必ず進学先が決まってから贈りましょう。

郵送で送る時は手紙を添える

相手に直接会えない場合は、入学祝いを郵送で送っても問題ありません。贈る時期は手渡しと同じ3月頃で、会えなくてもお祝いの気持ちが伝わるよう、手紙を添えるのが望ましいです。また、郵送の際は急に届くと驚かれるので、事前に本人やご両親に連絡しましょう。

入学祝いで現金を贈る時のマナー

入学祝いは、品物ではなく現金でも問題ありません。贈る時のマナーは、以下の2つです。

 

• ご祝儀袋に入れる
• 表書きをしっかり書く

 

それぞれについて解説します。

ご祝儀袋に入れる

現金を贈る時はそのまま渡すのではなく、お祝い用のご祝儀袋に入れましょう。種類はのし紙と同様に、紅白カラーに蝶結びの水引がついたタイプが望ましいです。デザインは色々ありますが、贈る金額に合うものを選ぶのがマナーです。

表書きをしっかり書く

ご祝儀袋は、水引の上側に「祝ご入学」下側に送り主のフルネームを書きます。入学祝いはご両親からお返しがくる可能性もあるので、必ずお祝いの文言と送り主を記載しましょう。

入学祝いを贈る時はマナーを守りましょう

入学祝いは、3月から4月の入学式までに贈るのが一般的です。ただし、相手が受験生の場合は、入試の合格発表後に贈るのがマナーです。相場は相手の年齢や関係性によって変わりますが、血縁関係が近い、年齢が高いなどにつれて金額も高くなります。

 

プレゼントを贈る時は、のし紙をつけてお祝いの気持ちを表し、郵送の場合はより気持ちが伝わるよう手紙を添えるのが望ましいです。本記事を参考に、マナーを守って入学祝いを贈りましょう。