親戚や友人が結婚する際は、お祝いにプレゼントを贈りたい人もいるでしょう。しかし、いつまでに贈るのか、どんな風に贈るのかなど、ルールがわからないこともあります。そこでこの記事では、結婚祝いでプレゼントを贈る時期や費用相場、マナーなどを解説します。

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結婚祝いでプレゼントを贈る時期

結婚祝いでプレゼントを贈る時期は、以下の通りです。

 

• 結婚式を挙げる場合：2ヶ月前〜1週間前まで
• 結婚式を挙げない場合：結婚報告後1ヶ月以内

 

それぞれについて解説します。

結婚式を挙げる場合：2ヶ月前〜1週間前まで

結婚式を挙げる場合は、式の2ヶ月〜1週間前までにプレゼントを贈るのが一般的です。式の当日に渡すのはマナー違反なので、余裕を持って贈りましょう。

結婚式を挙げない場合：結婚報告後1ヶ月以内

結婚式を挙げない場合は、結婚報告をされてから1ヶ月以内にプレゼントを贈るのがマナーです。あまり遅いと失礼になるので、報告を受けたら早めに贈り物を決めましょう。

結婚祝いでプレゼントを贈る時の費用相場

結婚祝いでプレゼントを贈る時の費用相場は、以下の通りです。

 

 

結婚式に参列する場合は、ご祝儀が結婚祝いになるため、必ずしもプレゼントを用意する必要はありません。また、ご祝儀に加えて高価なプレゼントを贈ると、新郎新婦のお返しの負担になるので、式に参列する時はプレゼント費用を抑えましょう。式に参列しない場合はご祝儀の負担がないので、少し高額なものを贈っても大丈夫です。

結婚祝いでプレゼントを贈る時のマナー

結婚祝いでプレゼントを贈る時のマナーを、5つご紹介します。

 

• 結婚祝い用の水引を選ぶ
• 表書きをしっかり書く
• のし紙をつける
• 忌み言葉・重ね言葉は使わない
• 縁起の悪いものは贈らない

のし紙をつける

結婚祝いのプレゼントには、のし紙をつけましょう。近年はラッピングだけでも気にしない人は多いですが、お祝いの品なのでのし紙をつけるのがマナーです。つける時は、包装紙の外側につける「外のし紙」が基本です。

結婚祝い用の水引を選ぶ

のし紙の水引は、結婚祝い用のものにしましょう。

 

• 色味：紅白、金銀
• 紐の本数：10本
• 結び方：あわじ結び、結び切り

 

上記の特徴のものなら、結婚祝いのプレゼントにもふさわしいです。水引には弔事用もあり、間違えると大変失礼になるので必ず確認しましょう。

表書きをしっかり書く

のし紙の表書きは、結婚祝いとわかるようしっかり書きます。水引の上側には「寿」もしくは「御結婚御祝」と書いて、下側には漢字フルネームで送り主の名前を記載します。基本的には筆ペンなどの毛筆で書きますが、直筆に自信がない場合はすでに書いてあるものを購入すると良いでしょう。

忌み言葉・重ね言葉は使わない

結婚祝いのプレゼントにメッセージカードや手紙を添える際は、忌み言葉や重ね言葉を使ってはなりません。忌み言葉とは「わかれる」「きれる」のような、結婚において縁起の悪い意味合いの言葉です。重ね言葉は「たびたび」「いろいろ」などの同じ文字を繰り返す言葉で、一度きりの結婚祝いには相応しくありません。どちらの言葉もマナー違反になるので、手紙を書いた時は必ずチェックして封をしましょう。

縁起の悪いものは贈らない

結婚祝いのプレゼントに「別れ」や「苦しみ」を連想させる縁起の悪いものを贈ってはなりません。例えば、以下のプレゼントは縁起が悪いとされています。

 

• ハンカチ：手切れという意味になる
• 櫛（くし）：苦しみ・死を表す
• 日本茶：弔事に使うことが多い
• 割れ物：壊れる・別れるという意味になる

 

ただし、最近はコップや湯呑みセットなどの結婚祝いは人気なので、割れ物でも問題ない場合があります。贈る際は、事前に新郎新婦に確認すると安心でしょう。

結婚祝いでプレゼントを贈る時はマナーを守りましょう

結婚祝いのプレゼントを贈る時期は、結婚式を挙げる場合は式の1週間前まで、結婚式を挙げない場合は報告後1ヶ月以内が目安です。費用相場は結婚式に参列するかどうかで変わり、参列しない場合はご祝儀がないので、少し高額なプレゼントでも問題ありません。また贈る際は、別れを連想させる縁起の悪い品物を避けて、お祝いにふさわしい「のし紙」をつけるのがマナーです。