服にはパーカー・フーディー・トレーナーなど、さまざまな種類があります。しかし、それぞれが具体的にどのような服を指すのか、わからない方もいるでしょう。この記事では、パーカーの定義について解説します。フーディーやトレーナーとの違いも合わせて解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

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パーカーの定義

パーカーの語源は、イヌイット語の「Parka」であり「動物の毛皮」という意味があります。イヌイット族の住むアラスカやカナダ北部は、気温が氷点下30度以下のことが多い地域です。そのため、アザラシやトナカイなどの毛皮でフード付き防寒着を作り、頭から被って過ごしていました。そこから登山やスキーなどの防寒具として着用され始め、現在の形になっていきます。

パーカーと他の服との違い

ここからは、パーカーと以下の服との違いについて解説します。

 

• フーディー
• トレーナー

フーディーとパーカーの違い

日本では、フーディーとパーカーに大きな違いはありません。フード付きの服は、フーディーともパーカーとも呼ばれます。しかし、海外ではそれぞれ違うものを指すため注意が必要です。海外でのフーディーとは、フード付きの服を指します。パーカーは、防寒着やカッパのことです。そのため、海外のお店でパーカーと伝えると、イメージしている服とは異なるものが出てくる可能性があるので注意しましょう。

トレーナーとパーカーの違い

トレーナーとパーカーの大きな違いは、フードの有無です。フードのないゆったりとしたスウェット生地の服をトレーナー、フード付きの服をパーカーと呼びます。ただ、トレーナーは和製英語なので、パーカーと同様に海外では意味が通じません。海外でトレーナーと伝えたい場合は、Sweatshirt（スウェットシャツ）やSweattop（スウェットトップス）と表現しましょう。

パーカーの種類

パーカーの種類は、以下の8つです。

 

• プルオーバーパーカー
• ジップアップパーカー
• ハーフジップパーカー
• ハイネックパーカー
• Vネックパーカー
• ニットパーカー
• ダンボールパーカー
• アノラックパーカー

プルオーバーパーカー

プルオーバーパーカーは、頭からかぶって着用するスタイルのパーカーのことを指します。前面にジッパーがないため、シンプルなデザインでさまざまなコーディネートに合わせやすいのが特徴です。カジュアルな装いにはもちろん、スポーティなスタイルにもぴったりです。

ジップアップパーカー

ジップアップパーカーは、前面にジッパーが付いているため、着脱しやすいのが特徴です。気温の変化に応じて開閉できるため、体温調節がしやすく、レイヤードスタイルにも最適です。また、インナーのデザインを見せることができるので、コーディネートの幅も広がります。

ハーフジップパーカー

ハーフジップパーカーは、首元から胸元にかけてジッパーがついているデザインです。着脱しやすく、開閉具合で温度調節も可能です。首元までジッパーを上げると防寒性が高まり、下げると通気性が良くなります。

ハイネックパーカー

ハイネックパーカーは首元が高くなっているデザインで、防寒性に優れています。冬場のアウターとしてもぴったりです。

Vネックパーカー

Vネックパーカーは、首元がV字にカットされたデザインで、スッキリとした印象を与えます。首元が広く開いているため、インナーを見せるコーディネートにおすすめです。

ニットパーカー

ニットパーカーは、ニット素材で作られたパーカーのことを指します。柔らかい素材感と温かみがあり、秋冬のコーディネートに最適です。デザインも多様で、さまざまなスタイルに合わせやすいのが魅力です。

ダンボールパーカー

ダンボールパーカーは、ダンボールニットを使用したパーカーです。ダンボールニットは生地がダンボールのような構造をしており、軽量かつ保温性に優れています。動きやすく、機能性とスタイルを兼ね備えたパーカーです。

アノラックパーカー

アノラックパーカーは、アウトドアシーンに適した防風性能を持つパーカーです。プルオーバースタイルで、フロントには大きなポケットがついています。雨風を防ぐために、撥水性や防水性に優れた素材が使われることが多く、アウトドア活動やスポーツにぴったりのアイテムです。

生活にパーカーを上手に取り入れよう！

パーカーにはさまざまな種類があるため、用途やシーンに合わせて選ぶことが大切です。自分のライフスタイルに合ったパーカーを見つけて、快適に過ごしましょう。